こんにちは!
5才、2才、0才の3人の子育てをしているワーキングマザーのチャコママです!
先日は娘の歯のことについて記事を書いたんですが、今日は私が妊娠中に虫歯が発覚し、歯の神経を抜くまでに至った話を書きたいと思います。
昔から「1人産むと歯が1本なくなる」という言葉がありますよね!私の場合は3人産んで1本歯を失いました
この記事はこんな人にオススメ!
・神経を抜かないといけないほどの大きな虫歯がある
・歯が痛くて生活がままならない方
・歯が弱めな方
気をつけて!妊娠中の口内環境は虫歯リスクが高い!
妊娠中に起きやすい口内トラブルは下記のものがあるそうです。
- 歯肉に腫れや出血がある
- 冷たいものや熱いものがしみる
- 歯や歯肉に痛みがある
- 唾液が粘っこい感じがする
- 気分が悪く、歯みがきができない
- 食事回数が増えて、歯垢が溜まりやすく感じる
妊娠中は女性ホルモンが急激に増加することで歯周病になりやすくなっています。更につわりなどで歯磨きがおろそかになってしまうこと、食事の回数が増えることで、虫歯になるリスクが非常に高い状況だそうです。
私もフロスを毎日していても、歯ぐきから少量ですが出血していた記憶があります。歯茎からの出血は歯周病菌が繁殖しているサインになるため、注意が必要です。
妊娠29週で歯科検診にて虫歯を発見
私が歯科検診へ行ったのは長女を妊娠8ヶ月(29週)の時でした。
私の住む市では妊婦さんを対象とした無料の歯科検診があります。
節約が趣味の私は歯科グッズが欲しくていそいそと出かけました。歯ブラシやフロスや歯磨き粉なんかがもらえるんです。
そこで歯医者さんに「虫歯がありますね!」と言われました。
虫歯はかなり大きいサイズのものらしく、神経に到達しているかレントゲンを撮らないと分からないとのことでした。
しかし、伺った歯医者では、妊娠中のためレントゲンは控えましょうという判断でした。すでに8ヶ月だったため産後に出直すことになったのです。
この時はまだ痛みは全然感じていませんでした。
前述したように妊婦は虫歯リスクが高いため気をつけてケアしてねとの指導をされました。
産後のバタバタで歯のことは後回しに
長女を産み、母乳トラブルと戦っておりましてすっかり自分の歯のことを失念しておりました。
長女が生後10ヶ月になった時です。
夜中に顎に痛みを感じ始めました。ズキンズキンとどうにも痛い!痛すぎる!
痛すぎて、歯が痛いのか、頭が痛いのか、顎が痛いのかさえ分からなくなり…半泣きの状態に。
幸い長女は夜よく寝てくれる子で家に常備してあったロキソニンを飲み、なんとか朝を迎えることができました。
当日、夫に有給を取得してもらい長女を預け、緊急ということでお願いしてかかりつけの歯医者に歯を見てもらえる事になりました。
虫歯が神経まで到達、根幹治療を受ける
虫歯が神経まで到達しているので根幹治療をしましょう。
!!!!
根幹治療とは歯の神経を含む感染組織を全て除去することです。
虫歯の進行が歯の神経(歯髄)までに及んでしまうと根管治療(歯内療法)が必要になることがあります。虫歯に浸食された歯髄の箇所を細かい器具で丁寧に取り除き殺菌を繰り返しながら治療を進めます。
引用先:グリーン歯科日進
下記は根幹治療の成功率を示したグラフです。私は歯髄炎に該当するため成功率は96%です。4パーセントの人は失敗してしまうのです。
引用先:e-ヘルスネット
奥歯で良かったけれどまだ30代…歯がなくなるのは辛いなあ。どうか成功しますように。
麻酔をかけてもらい、いざ、神経を抜いてもらう!
麻酔がかかっているか判断するためにお湯を先生が注射器のようなものでかけてくれるのですが、これが痛い…
ツーーーーンという刺激が左顎から脳天までビリビリと伝わるのを感じます。
麻酔を打ち、お湯、麻酔を打ち、お湯、このルーティンを3回くらい繰り返したでしょうか。
痛みがなくならない…!とっても痛いのです…!
だんだん先生も痺れを切らしてきて「まあこのくらい打ったら大丈夫でしょう」と言い出しました。
え?本当ですか?まだ痛いですよ?だいぶ痛いです…
下の奥歯は麻酔が効きにくいところなのでそう感じるのでしょう
大丈夫です
小心者の私はそれ以上強くいう事ができず、先生の指示に従いました。
まずは虫歯の箇所を削っていくのですがそんなに痛くなく、先生の言うことはあってそうだなと握りこぶしを作っていた手を弱めようとした時、ビリリリっとまた脳天を貫くような痛みが!!!!
先生痛いです、本当に痛いです!!!!!
表面の虫歯のあたりには麻酔は効いていたようなのですが、肝心の神経の先の方までは効いていない!麻酔の聞いていない状態で神経を直接ピンのようなもので掻き出しているのです。
医療器具を口に入れられているので声を出せなかったのでそんな顔をしてみました。
が。
もう終わるから大丈夫!
ブチっ!
実際にそんな音はしなかったですが、私には聞こえました。最後の神経を抜いたのでしょうか?激しい痛みが走ったと思ったら急に痛みがなくなりました。
そこからは何をされても痛くなかったです。
通常は何日にかに分けて治療をするようなのですが、私の通っていた歯医者では1日で治療は終了しました。
治療後は痛みで汗をビッショリかき、ヘロヘロになっていました。
麻酔が中途半端にかかっていたことと、大丈夫大丈夫と言って治療を続行した先生に対して何も言う力もおきず。しっかり精算をして帰宅しました。
治療は成功か?失敗か?
1ヶ月後に治療が成功しているかどうかレントゲンで確認してもらいました。
レントゲンで歯の根っこの部分が黒く写っていると失敗になるんだそうです。
結果は成功でした。
レントゲンでも真っ白に写っており、問題ないと太鼓判を押されました。
後日談になるのですが、私が通っていた歯医者は何人か先生が常駐しています。
別の先生がレントゲンを見たときに、「これは治療が難しかったでしょうね。でも綺麗に取れている」と褒めていました。
根幹治療を実施した歯は、複雑な形をしていて難易度が高かったそうです。とっても大胆だったけど結果オーライ…かな…?
神経をとった歯の寿命はどれくらい?
歯髄には歯の神経があるだけでなく、血管が通っているので、以下のような機能があります。
- 歯に栄養を与える
- 歯に酸素を供給する
- 免疫機能を強化する
以上のように、歯髄には歯が健康でいるための大切な機能があるのです。
引用先:石塚歯科医院
神経をとってしまった歯には栄養がいかなくなり枯れ木のようになってしまい、弱くなってしまいます。
神経をとってしまった歯は20〜30年しか持たないと言われました。私が60歳になるまでこの歯は残っているだろうか…
一般的にはの寿命は50~65年と言われています。神経を抜くことで寿命は半分に縮んでしまいます。
神経をとらなくても済む方法があればそれに越したことはありません。80歳過ぎてもやっぱり美味しいものを食べたいですよね。
歯の健康は心の健康にも繋がると今回の件で痛感しました。
私の場合は、痛みが激しくて神経をとる以外の選択肢はなかったのですが、神経をとらなければならないと診断された場合は慎重に検討してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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